証明写真の老け顔対策

パスポートの更新や新規発行、
運転免許証の更新などで証明写真を撮ってみたら、
想像以上に老けて見える自分にドキッとしませんでしたか？

年齢が経てば若いころとは肌質は変わってきます。

年齢の影響は肌にも表れてきてしまうものの、
証明写真の撮影方法をいくつか工夫することで、
老けて見える老け顔をできるだけ明るく若々しく
改善することができます。

具体的には、

• 顔の産毛を剃る
• メイクは厚塗り・塗りすぎに気を付ける
• 表情は口角と顎を上げて笑顔を作る
• 白い紙を持ってライティング

といった対策方法があります。

顔の産毛を剃る

肌の明るさというのは、
肌にあたって反射する光の量に比例をします。

より多くの光を反射することができれば、
肌色もそれだけ明るく輝いて見えるようになります。

顔に細かい産毛が残っていると、
産毛によって光の反射が妨げられてしまい、
肌色が暗くなります。

証明写真が老けて見える原因となりますし、
メイクのノリを悪くしてしまいますから、
顔の産毛は丁寧に剃っておくほうが良いです。

メイクは厚塗り・塗りすぎに気を付ける

メイクを厚く塗ってしまうと、
顔に産毛が残っている場合と同様に、
光の反射量が落ちてしまいます。

素肌に比べるとメイクに含まれる成分は、
光を反射するよりも光を吸収してしまう性質の方が強いからです。

メイクの塗りすぎは肌にも負担をかけ、
肌の老化をスピードアップさせる要因ともなるので、
できるだけ薄めのメイクを心がけましょう。

表情は口角と顎を上げて笑顔を作る

ぶすっとした無表情なのか、それとも、
わずかに笑顔を作るだけでも、
顔の明るさ（印象）は大きく異なります。

目元や口元下げてしまうと、
怒っているような印象にもなり、
決して見た目は良いとは言えません。

老けて見えるとなおさら、
犯罪者のような顔になってしまうことだってあります。


人間の顔というのは、いくつもの表情筋を使って、
表情を作る仕組みになっています。

表情筋をわずかに動かすだけでも、
人に与える印象が全く変わってきます。

明るい表情を作るには、
口角をほんのちょびっとだけ上げます。

顎を引きすぎてしまうと、上目遣いとなって、
目つきが悪くなってしまうので、
顎を上げるようにしましょう。

椅子の奥までしっかりと座って、
背筋をぴんと伸ばすことも大切です。

写真機（カメラ）に対して、
ちょうど真正面になるように
顔の向きを調整することで、

もっとも良い表情で証明写真を
撮影することができます。

白い紙を持ってライティング

駅前などにあるインスタント証明写真機で、
証明写真を撮影する際の裏技になります。

シャッターが切られる時に「バシャ！」と、
強い光でライティングされますが、
この光を白い紙で反射させることで、
より多くの光を顔に集めます。

具体的には、膝の下にコピー用紙を置いておくだけでも良いし、
インスタント証明写真機の大半は背景が水色っぽいので、
白っぽい服を着ることで光の反射量を増やすことができます。